永年勤めた会社をやめて、体に来た症状三つ。
会社やめると、時間が自由になる。
時間に縛られることが少なくなると、本当に気も体も楽だ。
毎日が長い休暇のようなものだから、当然健康状態はすべてが向上する。
と、考えていたけれどそうでもなかった。
予想外の変化を三つあげてみる
。
(1)耳鳴りがするようになった。
(2)視界にゴミが入るようになった。
(3)膝痛が直った。
これらは三つとも予想していなかった。
(1)なぜ耳鳴りがするようになったのか。耳栓の使いすぎだろう。
朝から相当高いレベルで「キーン」と鳴りっぱなし。聴力検査で出される8000HZ位の音。
原因を想像する。→耳詮の使いすぎ。
会社にたるころは、騒音が気になって、それで難聴になるのではと心配していた。だからしょっちゅう耳詮をしていた。 いろいろな種類の耳詮を試してみたので、耳詮コンサルタントができるかも。
耳詮は普段でも気持ちを集中したいときに便利なので、頻繁に使用。パソコンするときの耳詮、水泳の際に使う耳詮、寝るときに使う耳詮、電車の中では。等々。
今は耳詮をなるべく使わないようにしている。 耳鳴りも気にならなくなった。
なぜ耳詮が原因と想像する理由。
耳詮は、主に高域の音を遮断する。常に耳詮をしているので、脳が高域の感度が落ちたと判断する。その結果、高域の感度を上げ聞こえていない高音を聞こえるはずと錯覚。 しているのではないか。
騒音のあるところから、急に静かなところにゆくと正常時でもキーンとかシーンとか聞こえるような気がする。 あのメカニズム(発生機序)に似ている。
ワーっと大きな声を耳元で叫ばれたときにもキーンと来る感じ。
それが続いていると考えると解りやすい。
だから、耳詮やめれば、脳の音ボリューム調整が戻るような気がする。
もとより年のせいで高音は聞こえなくなっている。 気にしないようにしよう。
(2)視界に入るゴミは、老化現象か。
これは、いわゆる飛蚊症でしょう。
友人が、目にゴミが舞うようになって、なんとかしようと眼科へ行った。
そこで医者に言われたのは、「薬はありません。 老化現象です。」
つまり病気とは言えない。
自分の場合、右が酷く、本を読もうと目を下げると、ちょうど視野の真ん中に黒い雲のように現れる。頭を振ると、すーっと一時的に消える。そして、また戻ってくる。
じつにうっとおしい。
90才になる長老に聞いたところ、そのうち直るという。
確かに、徐々に消えてきてはいる。 これも気にしないようにしよう。
(3)膝痛が消えたのは、休養によるのか。
これはうれしい。
なぜだろう。 走ると、膝にピキッと痛みが入るので、移動は歩くだけ。
自転車でも膝に力を入れると怖いという状態だった。
ところがいつのまにか、膝の痛みが消えた。
走ってもだいじょうぶ。
わかりやすい変化が屈伸。
屈伸をして、膝を戻すとき、かならず「パキッ」と音がしていた。
それが、今では全く音がしない。
ジョギングを復活させた。
走りは、いろいろな筋肉を作るという効用だけでなく、骨に対する刺激は骨形成にも良いという。
無理しないようにしよう。