他人の病状を聞くと、いろいろ参考になります。 ちょうど知人が退院して元気になって、生還した喜びもひとしお、体験を話してくれました。

硬膜下血腫を3回手術。

硬膜下血腫ってね、頭の中なんだけど、三日月型に出血してね。 頭に1.5CMの穴3個開けて、中の血を自然に流すんだよ。 半日もかけて。 血を吸い取ると脳に損傷の可能性があるから。頭を動かせず、寝返りもできない。  これが辛かったよー。  透明の袋に5Kgたまった。もちろん点滴はしていたよ。だから全部血というわけでは無いと思う。輸血はしていないし。

そのあとリハビリがすぐ始まって、立て、歩け。やすませてくれないんだよ。 座ったら、2桁の足し算かけ算わり算。ずーとこればっかり。なんでこんなことやらせるのかと聞くと、痴呆症の予防というわけよ。 入院する前のことを女房に聞いたら、ホントに頭おかしい感じだったって言う訳よ。

2-3日で知識が鮮明に戻ってきたら、目の前がパーっと開く感じ。 最初はフラフラしてまっすぐ歩けない。 計三回の入院だけど、10日 10日 10日の入院日数。 最初は左。 右に出るかもしれないと言われていた。

一回目のあと、もちろん運転はまともにできないから、息子に送ってもらってたわけよ 。 そんで、車の中で吐いてそのまま手術後まで意識不明。 救急車で運ばれたらしいんだけど、たまたま脳外科は慶應系だったから、繋がりがあったらしい。そんであとから、そこで良かったですねーって言われたよ。

・最適な医療機関が解ると助かりますね。

で、その手術中だったか、声は聞こえて来るのよ、埼玉のなんとか先生は違う方法でやっている、今のやりかたと違いますね。などと話していることが聞こえていた。

あの人たちは、やることが乱暴よ。 ホチキスで頭をバチンバチン、 取るときは麻酔無し。 抜くときは、いてーっていちいち飛び上がる。「はいあと20個残っているよ。 傷はたぶん数日後固まるから。 2日で風呂OK」 で、風呂で血を指で洗いながしたよ。

・髪の毛長いですね。

そう。今は髪の毛切らないで、いきなり頭に穴開けて。 髪の毛大丈夫なんですか?ってきいたら、「そんなの大丈夫だから」っていうわけ。

みんなに幸運だったと言われた。 一人きれいな女性の先生がいて、俺にやたらに親切だった。腕を取って一緒に歩いてくれた。

三度目する人は、1000人に一人。 二回目は20人に一人だったかな。 右左どっちに出るかわからない。 4回目もないとは言えないって言われたよ。これはねー50才を境(さかい)に増える。 痛みが無いので出血がわからない。

昔、脳梗塞をやっているので、血液サラサラの薬を飲んでいる。 だからなにかあったら脳を疑う。 みんな糖尿病からきている。 最初目に来て、町の医者に行ったが信用してくれない。

・何を信じてもらえなかったんですか。

片目が見えなくなったのよ。5時間くらいで見えるようになったから。いろいろ調べられて、これ読んでとかやらされて。問題ないですって。 結局MRIでわかった。 最初はCT SCANを見て説明してくれた。年齢から来て、数カ所詰まった跡が残っているが問題ない。

そんなはずはない。本当に目が見えなくなったんだって粘ったら、それではMRIを撮ってみましょう。 で、すぐどっかへ電話して、なんか専門用語でやりとりしてて、12時から-13時だけ開いている。 っていうことで、MRIをやったわけ。

後で結果を聞きに行ったら、医者が緊張しているわけよ。 拡大していって、黒い点が見つかったっていうわけよ。 脳は一過性でわからないけど。たまたま残滓が残っていた。で、それが 目の神経につながっているってわかったわけ。

だからあなたのいう通りだと。 だけどね、それは良かったわけ、実はって言って、画面が大きくなっていって、大動脈3本のうち1本が詰まり掛けているっていうわけ。 すぐ手術しましょうっていうことで、1ヶ月後、太股の内側の又の血管から、なんか管を入れて、塊を吸い取ってOK。 もともと心臓にはステントが入っているけどね。

・ずいぶん色々やってるんですね。

みんな糖尿病から来ているのよ。 7年前はずいぶん太ってた。 今、糖尿病は、Hba1c6.8まで治まっている。 でも、今までインシュリン投与はなかった。今回は調べて、8以上になってて打たれた。 もー ちくちくやられて痛いのよ。

あとね、A4の紙に3本線引かれてて、 真ん中に印をして下さいっていうわけ。何のテストかは教えてくれないわけ。 先生に聞いても、ニヤニヤするだけ。で、例のやさしい女の先生にきいたら、視野のテストだっていうわけ。  左に1センチずれていますね。 中央線から5mm左右は許容範囲だっていうわけ。  で、いっくら練習しても、だめなわけ。 だからわざと少しずらせたけどうまく入らない。

・動けないときは、尿のカテーテル入れられるんでしょ。

そーなんだけど、俺は拒否したのよ、そしたら尿瓶(しびん)を渡されて、しびんでも出ない。 1時間がんばったけど、膀胱がたまって痛いわけ。 管を通した方が楽じゃないのと言われ。麻酔使わないで入れられた。 でるんだけど出てる感覚がない。

・水は取って良いんですか?

ぼくには飲めるだけ飲めという。 病院はいいよー。 血糖値も治る。  全部悪いとこ直って退院する感じ。  二回目の入院の時は、手にグローブを当てられた。 管を抜いてしまう人がいるからって。 1回目はなかったって言うと。 婦長から万一を考えて指示されているっていうわけ。

ナースコール握ってグローブさせられた。 これがねー自分の息子を握っているみたいで気持ち悪いのよー 看護婦に言ったら、若い人はキャーとか言って相手にしてくれない。 年配の看護婦は、解ってくれて、紐を緩めてくれた。 外してはだめですよっていわれたけどね。

あとね、男の看護婦、じゃない看護師が増えたね。 20-25歳くらいの若い奴10人くらいいた。 針の挿し方が違よう。 男は挿すときに躊躇する。一発で成功しない。 若い女の子は躊躇しないで、ぶすってやる。

それを看護師(女性)に話したら、そーなんですかーって、結構知らないね。


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