眠ることをどう考える。 なぜ眠る?
人はなぜ眠るのか。 人だけではない、動物も眠る。
暗くなるから眠るのかと言えば、そうでもない。
夜行性の動物は昼間寝ている。
第一、人も昼寝は気持ちが良いではないか。
子供など、朝起きて、ごはんを食べて、午前中寝て、起きて泣いて、食事して、昼寝して、遊んで夕飯 そして本格的に眠る。
芸能人は忙しくて一日に3時間しか寝ないという。
そんなことあるものか、寝なければ体がもたないと思うが、実際に寝ていないようだ。
子供のころ、保険に入るということで、病院に行くのがいやだというと、医者が来た。
保険会社の検診専門の医者なのだが、学生のころから3時間しか寝ていない。酒を飲むと体が持つなどと言っていた。
大人になっても、それが本当なのかと思う時がある。
だが本当だろう。
眠りはちょっとしたリズムで狂う。
というよりも、一定でないのが本当なのかもしれない。
会社務めをしていたころは強制的に起きて、無理して出かけていた。
眠りの時間は一定ではあったが、満足でなかったように思う。
眠りが一定でなく、寝つけないことがあるのは、人の眠りのパターンと、地球の自転速度があっていないからだという説もある。
自転速度は地軸が傾いたために25時間から、24時間になった。
生物の本来は25時間周期の生活リズム(体内時計)だったという。
このため24時間では一日に1時間ずつ狂ってゆく。
だから普通でも月に1度は修正のために眠れなくなるという。 本当か?
あれ? 自転速度は昔の方が早かったのでは? 自転が早いときは、遠心力により引力が相殺され、恐竜のような大きな生き物でも、地上に立っていられたのではなかったか。
(最近の研究では体内時計は24時間10分前後だそうです。)
最近、変な睡眠時間になっていて、午前4時ころに寝て、朝は10時ころに起きるようになっている。
不思議なのは、これで体調が良いことだ。
早寝早起きのときもあったが、そのときは異様な眠気に襲われてぱったりと泥のようにねていた。
昼間、特に午前中は集中力が高かった。
今はそんな感じが無いが、夜間は集中してやる気が持続している。
どっちが良いのかと自問自答すれば、今の方がストレスが無いように思う。
エジソンも昼夜反転した生活が有名だが、ある一定のリズムに入ると、別の脳機能が働くような気がする。
良く言い表せないが、同じ酒でも昼間に飲むと、ひどく悪影響を及ぼすのに夕飯時以降には全くそれが無いようなことの説明に近いのだろうか。
とにかく、何かを生み出す知的創造性を要求されるときは夜が良いような気がする。
まあ数か月後には別の考えを持っているだろう。 そういう繰り返しをしてきたからだ。
要するに、今は酷暑で寝つけないから夜更かしが続いた結果昼夜反転しているだけだろうということだ。